
夏の月9ドラマ
ドクターヘリをテーマに取り上げたドラマ!!
『コード・ブルー3』
主演:山下智久
共演:新垣結衣・戸田恵梨香
フジ系 毎週月曜日 9:00~9:54
ドクターヘリの機内で汚染する事態が!
除染準備をするが毒物の特定は….
「コード・ブルー3」第3話 あらすじ・ネタバレと感想を書いていきます。
画像出典:http://www.fujitv.co.jp
Contents
「コード・ブルー3」第3話 あらすじ
第2話はこちら↑命とその人が命よりも大事だと思っているもの。どちらかを選ばなければならないときどうすべきなのか?
藍沢耕作(山下智久)はあらためてこの問題に向き合っていた。
藍沢が脳外科医で出会った患者の天野奏(田鍋梨々花)は将来を期待される14歳の天才ピアニスト。
しかし彼女の脳は腫瘍におかされていた。
指先の動きなどを司る様々な中枢が入り込んでいる部分に腫瘍を抱えている。
今手術をすれば奏の命は守られるが、ピアノを弾けなくなるというリスクが伴う。
両親は早期の手術を望むが、拒否し続ける奏に現在の担当医、新海広紀(安藤政信)は頭を悩ませていた。
一方、救命には渓流で足を滑らせて転落した男性、緒方博嗣(丸山智己)が運び込まれる。
こだわりの料理人として注目を集めている緒方だが、頸椎に脱臼骨折というダメージを受けていた。
この状況下にあって自分が仕留めたイワナのことを心配する緒方に緋山美帆子(戸田恵梨香)は興味を持つ。
そんな中、森林公園で倒れていた男性救出のためドクターヘリ要請が入り白石恵(新垣結衣)らが救出に向かった。
藍沢たちが病院で待機していると、白石からドクターヘリの機内に原因不明の汚染が発生したとの報告が入る。
藍沢たちは初療室周辺とヘリポート、緊急外来を立ち入り禁止にするなど異例な事態に備える。
藤川一男(浅利陽介)は身重の冴島はるか(比嘉愛未)も汚染されたヘリに同乗していることを思い出し、即座に走り出すのだった。
公式サイトより
「コード・ブルー3」第3話 あらすじ・ネタバレ
原因不明の汚染
白石は、フェローの灰谷とフライトドクターの冴島と共に、ドクターヘリで現場に向かう。
森林公園で倒れていた男・秋本をドクターヘリに乗せると、秋本はヘリの中でいきなり嘔吐する。
嘔吐物が冴島の靴とズボンに引っかかると、数分もしないうちに彼女は意識を失ってしまう。
すぐさまフェローの灰谷や白石も、目眩や吐き気を起こして身体に異変が生じてくる。
「なに~なんなのこれー!」
機内が汚染されたので、慌てて窓を開ける白石。
白石から連絡を受けた藍沢は除染の準備をし、初療室周辺とヘリポート、緊急外来を立ち入り禁止にする。
汚染された3人は除染のため、シャワーで身体を洗われる中、毒物の特定が急がれる。
救命救急部部長・橘(椎名桔平)は毒物をホワイトボードに書き出し、特定作業を急いでいた。
サリン・VX・マスタード・一酸化炭素・ホスゲン・クロロピクリン・CSガス・ルイサイト・シアン・有機リンなど
緋山と藤川は初療室に来て、唖然とする。
汚染からすでに20分たっており、妊娠しているはるかの事を案じて、藤川はオロオロしだす….
「どうにかしてくれよ~早くしないと間に合わなくなるー!」
藤川は藍沢に泣きつく。
藍沢はどんなことでもいいから~汚染された時どんな状況になったのか、思い出せ~と白石と灰谷に告げる。
「なんか甘い匂い~甘酸っぱい匂いがしたんですー!」
灰谷はそう言うが、白石は感じなかったという。
「シアンだー!」
毒物はシアンと特定された。
シアン化合物には、シアン化水素(青酸ガス)、シアン化カリウム(青酸カリ)、シアン化ナトリウム(青酸ソーダ)などがあり、冶金やメッキ、化学薬品の材料に使われています。
よく自殺に使われるのが、シアン化カリウムの青酸カリです。
灰谷が嗅いだアーモンド臭は、青酸カリが胃酸に反応したガスにより発生したもので、その匂いを感じられるのは40%の人です。
白石もそうでしたが、半数以上の人がその匂いを感じられないので、匂いを感じた灰谷は優秀というか、お手柄ですね~
適切な処置により、さほどの重体ではない白石と灰谷は回復していきます。
秋本は、シアン化合物中毒によるものと判断され、妊娠11週の冴島と共に、ICU(集中治療室)で処置されますがすぐには意識が戻らない。
最悪の場合、植物状態になる可能性もあり藤川は気が気でなかった。
秋本は製薬会社のプロジェクトメンバーだったが、ライバル社に負けて、それを苦にして自ら命を絶とうとしていた。
心が折れる
意識が戻った秋本は、HCU(高度医療室)に移される。
駆けつけた妻に愚痴を言い、出て行け~と秋本が言うのを、隣で聞いていた緒方が秋元に毒づく。
「長年世話してくれた奥さんにそんな事を言う男が、世紀の新発見なんて、無理無理ーー!!」
「だいだい、ライバル会社に先を越されたくらいで、命を絶ったりするなんてさ~弱すぎなんだよー!」
「ただ、慰めてほしいだけなんだよ~」
いい加減にしてください~どんなに強い人でも、心が折れてしまうことはあります~緋山は見かねて言い放す。
それでも毒づく緒方を見て~
「あなたは、包丁を握れなくなっても、今と同じ事が言えますか?」
緋山はキツイことを吐き捨てるようにいうが、緒方は再び包丁が握れなくなる不安が拡がっていく。
電子カルテには、手指の麻痺はシビアと書かれており、緋山はその事を知っていてつい口走ってしまった。
ダメージコントロール
秋本が妻の目の前で、病棟の渡り廊下から飛び降りてしまう。
内蔵が損傷して大量出血となり、緊急オペが開始される。
腹部を開くと大量出血で、吸引では間に合わないので緋山らは手で掻き出していく。
肝臓が破裂、小腸も損傷しているので、肝門部を遮断するが一向に出血は止まらない。
藍沢は大量のガーゼを当てて、腹は綴じずにICUに運ぶと言い出す。
「ダメージコントロールだー!」
大量の輸血を行ったため、血液凝固が足りなくなり出血が止まらなくなる状態になり、そのまま続行すると命に危険が及ぶ。
手術をいったん中断し、ガーゼを当てて止血のための応急処置をし、ICUに運んだ。
そこで、全身状態の回復を待つと、白石は秋本の妻に報告する。
ダメージコントロールは、24時間経過した後、状態を確認して手術を再開するかどうか決める方法だった。
その後、24時間が経過し、状態が良くなったので手術が再開される。
1枚1枚パッキングされたガーゼが剥がされていく中、
「臓器に張り付いたガーゼを剥がす時に、組織を傷つけて出血したら、振り出しに戻るぞー!」
藍沢は灰谷に、ゆっくりやるように指示を出す。
すべてのガーゼが取り除かれると、出血はとまっていた。そのあと修復して手術は無事に成功する。
「ご主人が本当に、生きたがっていたかどうかは分かりません~ですが、身体は生きたがっていました」
「肝損傷や腸管損傷で命を落とす人も少なくありません~ですが、秋本さんは生きましたー!」
「ダメージコントロールは、患者さんの生命力に問いかける行為です~」
「秋本さんの身体は生きたいと答えてくれた~身体が答えてくれるまで、私達は24時間待った~」
「でも、心が答えてくれるまでには、もっと時間がかかると思います~」
藍沢が秋本の妻にそう言うと、妻は涙して頭を下げる。
この瞬間
緋山は緒方に謝る。
人生を左右することを、あんな形で伝えて申し訳ありません~と緋山はお詫びする。
「そんなもんゆっくり言ったって、時間の無駄だよ~」
緒方は気にしていないが、
「中心性頸損による手の麻痺は、リハビリしても完全には….」
緋山はまた余計な事を言ってしまうが、緒方は前向きに捉える。
「それは統計上のことでしょ~俺には当てはまらないかも知れないよ~」
「俺には見えるんだよ~厨房に立つ自分の姿がさ~」
彼はポジティブに考え、ありがと~と緋山に礼をいう。
「起きてしまったことは変えられないんだよ~今しかない~だったら、今この瞬間をどう生きていくかでしょ~」
緒方はそう言って、逆に緋山に勇気を与えてくれる。
その頃、はるかの意識が戻り、麻痺や障害もなく藤川は安堵する。
「はるかとずっと生きていきたい~だから、結婚してほしい~」
藤川ははるかにプロポーズするが、彼女は返事をしない。
目を覚ました時、はるかは一番最初にお腹にいる赤ちゃんのことを思ったと、告げる。
「私とあなたの赤ちゃんーよ!」
はるかがお腹に手を当てると、藤川もその手を握って二人は見つめ合う。
臆病者
灰谷はシアン騒ぎの時、患者の事も冴島の事も考えられず、ただ怖さだけが彼を取り巻いていた。
「僕は臆病物なので、医者には向いていません~」
そう自分を責める灰谷だったが、白石は違う見解を告げる。
「ダメージコントロールのポイントはなんだかわかる?」
低体温や凝固障害などを灰谷は言うが~
「一番のポイントは、臆病であることよ~」
「秋本さんの場合、あのまま出血を止めようと続行していたら、最悪の事態になっていたかも知れない~」
このままやるのは危ないと思い、手術を一旦中断したから、秋本さんは生きていると、白石はいう。
「その判断が出来たのは、藍沢先生にも【臆病】な一面があったからよ~」
臆病である事も、医者の素質として必要だと思うと、白石は告げる。
「シアンは感じる人間と感じない人間がいる~匂いを感じるのは40%だ~おまえはその40%のうちの一人だったんだよー!」
「おまえはそれで、患者と冴島の命を救う行為に貢献した~」
藍沢はそう言って、灰谷に希望を持たせ勇気を与えていく。
その後、藍沢は脳外科医で出会った患者の天野奏と向き合っていた。
父親は手術の同意書にサインしたが、彼女は怖い~と言って同意しない。
命と、その命よりも大切だと思うもの~どちらかを選ばなければならないとき、医者は命を優先する。
命さえあれば、いつか大切なものを失った辛さをも乗り越えられると、医者は信じているからだ。
だが、失うものがあまりにも大きい時は…..
「彼女が普通の女の子だったら、こんなに悩む事はなかったかも知れない~」
どうすればいんだろ~藍沢は悩んでいた。
【第3話 完】
「コード・ブルー3」第3話 感想
今回は毒物がテーマでした。
冒頭でいきなり緊迫感のあるシーンになって、ドキドキしちゃいました。
毒物についても勉強になりました。
匂いを感じるのは、40%の人間だけというのは知りませんでした。
私も記事を書きながら調べてみましたけど、40%見たいです。
なんか、遺伝子による見たいですね~
怖いですね~残りの60%の人は分からないという事になります。
冴島はるかと藤川のシーンも胸が熱くなってよかったです~
次回はどうなるのか気になりますねヽ(´▽`)/
「コード・ブルー3」第3話のあらすじ・ネタバレと感想を書いていきました。
ありがとうございました。
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