「全力失踪」第1話 あらすじ・ネタバレ!妻子や会社からもイジられる悲運な男の人生!

「全力失踪」第1話

プレミアムドラマ
『全力失踪』

主演:原田泰造

全てを捨て、完全失踪を試みる痛快失踪ドラマ!

NHKBSプレミアム 毎週日曜 よる10時~10時49分

武は家でも居場所がなく、会社でも居場所がない。
そんな時、謎の老女から話を聞かされて…..

「全力失踪」第1話 のあらすじ・ネタバレと感想を紹介します。
画像出典:http://www.nhk.or.jp

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「全力失踪」第1話 あらすじ・ネタバレ

イントロダクション

あなたは今の自分に満足しているだろうか?人生を謳歌しているだろうか?

この物語は、真の自由を求めて全てを捨てた男が、7年間に渡る戦いの記録である。

物語の主人公・磯山武(原田泰造)は、東京赤羽で妻・聖子(緒川たまき)と小6の娘・ななみ(鈴木梨央)と暮らす契約社員のサラリーマン。

妻・聖子とは仕事で知り合って結婚したが上から目線で指図され、娘・ななみからは軽蔑される毎日。

聖子は旅行会社で働いており、ななみは私立中学の受験勉強に励む毎日で忙しかった。

朝までクレーム処理に追われた武は、Yシャツ姿でリビングで寝ていると、姉御肌の聖子に叩き起こされる。

朝食を食べようとすると彼の分のトーストはなく、賞味期限切れのバターロールがテーブルに。

仕方なく、ボサボサ頭でそれを食べていると、ななみが臭いと言って軽蔑した目で武を見ている。

「昨日、疲れてそのまま寝ちゃったからさー」

「汚ったなー!」ななみがそう吐き捨てて学校に行こうとすると、塾の宿題をやりなさい~と教育ママの聖子は言い放す。


出典:http://www.nhk.or.jp

「学校より、塾優先ってやりすぎなんじゃないか?無理して高い塾通わせてもさー….」

武が注意するが、私のお給料で払っているので口出ししないでくれと聖子に言われ、父親としての威厳は微塵もない。

「今日はななみの誕生日なので、プレゼントは大丈夫よね?」

ちゃんと取り置きしてあるからと武は言い、彼女はモノで釣って娘にやる気を出して貰おうと考えていた。

聖子が仕事で家を出るが、いってらっしゃい~と武がいうが、彼女は返事もしないで出て行く。

「ななみ、お母さんに言いたいことがあるんだったら、ちゃんと言ったほうがいいぞー!」

武は娘にそういうが「それ、自分じゃん~」ななみはせせら笑って言い放す。

洗濯物を干し終わり、仕事に向かうので「いってきま~す」と出て行くが、これまた無視され返事もない。

(いつのまにかこの家に、俺の居場所はなくなっていた~なぜ、こうなってしまったのか…..)

(今となっては、自分でもよく分からない~)武はゴミを捨てながら、そんな事を考えて会社に向かう。

契約社員の果てに

「城西フーズ」という小さな食品会社に勤める磯山武は、契約社員になって5年目を迎えようとしていた。

同僚から、正社員になっておかないと、給料は上がらないしボーナスも退職金も出ないぞと脅される。

武の営業成績は最下位で、このままだと給料泥棒と言われても仕方がない現実だった。

得意先に向かおうと「いってきま~す」と言っても、ここでも無視されて誰も気にもかけない。

一方、旅行会社に契約社員として勤める聖子は、上司の部長・芹沢(勝村政信)から、今夜得意先の打ち合わせに同席してくれないかと頼まれる。

今夜は、娘の誕生日なのでと丁寧に断るが、部長は女癖が悪いから気を付けたほうがいいと同僚から警告される。

そんな中、武は街中で妹のえり子から電話が入り、父の事で大事な話があるから今すぐに来て欲しいと言われる。

武の父・紘一(辻萬長)は、脳梗塞を患った後に認知症となり、介護老人ホームに入居している。

父の部屋が4人部屋で可愛そうなので、2人部屋に移して上げたいと聞かされる。

大声で騒ぐ人はいるわ~お漏らしする人はいるわ~最悪の部屋だとえり子はいうが、2人部屋となると毎月3万5千円は費用が上がる。


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「そんな金ないよー!」

不動産投資の利益で何とかならないかと、えり子はいうが。

武は、聖子に隠れてマンション投資をしているが、利益が出るのはローンが終わる20年後くらいだった。

そんな時、不動産屋から連絡が入り、武は父に会おうともせず急いで飛んでいく。

武が買った物件に入居者が決まったと連絡を受けたが、キャンセルされたと言われる。

マンションの一室を購入してすでに4ヶ月が経過するが、まだ入居者が決まっていない。

家賃収入で銀行のローンを返済するはずが、そのローンを支払うために別の所から借金していた。

担当者は家賃を下げましょうと提案するが、そんな事したら完全に赤字になってしまう。

妻の聖子はこの事は知らず、不動産屋の口車に乗ってマンション投資を始めたが、武はずるずると蟻地獄にハマっていく。

得意先の居酒屋から連絡を受けて行くと、オタクの鶏肉仕入れたいが3割引きにしろと値切られ、バイトが来てないのでトイレ掃除もさせられる。

さらにスーパーの店長から呼び出されて、仕入れた「冷凍カニクリームコロッケ」がまったく売れない~どうしてくれるんだよ~と店長は激怒する。

挙句の果てに、返品するから持って帰れと言われるが、返品不可の2割引きが契約条件だと説明するが、強引に返品されてしまう。

踏んだり蹴ったりでいい加減イヤになって来るが、会社に戻るとさらなる悪夢が武を待ち受けていた。

社長に呼ばれて「無期雇用契約」を言い渡される。

これにより、正社員の道は完全に閉ざされ、ボーナスも退職金も出ない「無期懲役」のような蟻地獄となった。

闇金

この日は娘の誕生日なので、予約しておいたプレゼントを受け取り、急いで家に帰るとまたもや悲劇が!!

「遅いわね~何時だと思っているのよー!」

聖子から罵声を浴びたが、娘のななみにプレゼントを渡すと彼女はニコニコしながら中身を開く。

「あっ~これ違うー!」

友達とお揃いの時計をプレゼントしたが、ななみは、クリスタルが付いていないから嫌だと言い捨てる。

「時計、今すぐ取り替えて来てー!」

ななみのご機嫌を取るために、鬼のような聖子の声が突き刺さる。

「えっ~~これからいくのかよー!」

店の閉店は夜の9時半なので、今すぐ走っていけば間に合うからと二人の罵声が飛んでくる。

閉店間際になんとか間に合うが、クリスタル付きの時計は売れてしまってないと言われる。

「オタクが間違えたんだから、なんとかしてよ~娘の誕生日プレゼントなんだよー!」

替りにこちらはどうですかと勧められたのは、元の時計よりも5倍も高い76000円!

ベルトがピンクで可愛かったので、武はおもわず衝動買いをしてしまう。

そんなやるせない気持ちに陥っていると、返済が滞っているがどうなっているんだと借金取立人から電話が入る。

相手は闇金ローンの高峰(手塚とおる)で、トイチ(10日で1割の利子)の支払い10万円の返済は、いつ払うんだと凄んでくる。

武は、不動産投資のローン返済のために闇金から100万円を借金していた。

トイチなので利子が利子を産んであっという間に額が膨れ上がる闇金だが、その額は利子を含めると、300万を超えるまでに膨れ上がっていた

「あの~あと1週間ほど、待っていただけませんか~」

武がそう言うと、取り敢えず利子分はお貸ししますので、今からそちらの会社か自宅に行くと高峰は言い出す。

「それは困ります~」と武はいうと「じゃ~今すぐにこちらに来て下さい」高峰は有無を言わせない。

高峰の闇金ローンの店で、10万の借用書を交わして10万受け取るが、その10万は利子分として回収される。


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「また、十日後、今度はキチンと払って下さいね~」

武は2000万のローンを組んでマンションを買ったが、未だに借り手が見つからなかった。

「最近、不動産投資に手を出すど素人が多いんですよね~」

高峰は武を見て嘲笑うが、彼の上司が現れると、お客様にお茶を出しなさいと怒鳴られる。

「搾り取れるだけ搾り取って、あとは適当に沈めろー!」

上司と高峰が話しているのを聞いてしまい、武は怖くなってその場を後にする。

「磯山の身辺と資産状況、あとは生命保険に入っているかどうか~すぐに調べろ~」高峰は部下に命令する。

謎の老女

(このままじゃヤバイ!借金は膨らむ一方だし、給料も一生上がらない~聖子には相談出来ないし….)

武はそんな想いで悩みながら、夜の街を彷徨っていた。

そんな時、高校時代の同級生・紅林(大澄賢也)とバッタリ会い、会員制の怪しげなバー「Disappearance」に連れて行かれる。

武は三流大学を出たあと印刷会社に入ったが、その後広告代理店に入り、今は食品会社の契約社員となっている。

一方、紅林は、昔の外車を輸入してそれをピカピカに再生して売る商売をしており、年収は20億だと豪語する。

「今のおまえは何なの~?」

「俺はこういう男です~って!大声で言えるものはないのかー!」

紅林に突っ込まれるが、ただの食品会社の契約社員だというと、つまらない人生だと罵られる。

切ない気持ちになる武だったが、この店のバーのママらしき老女(江波杏子)に呼ばれる。


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「人間、表の道だけを歩いて生きて行っても、陽のあたる人生が待っているとは限らない~」

「疲れていますね~死相が出ています~」その怪しげなママはそう言うと、

「このままだとあなたは、大変な事になるわー!命を落としますよ~」

謎のママは武にそう告げて、大きな封筒を手渡す。

「どうしても、今の自分に耐え切れなくなった時に開けなさい~開けたら最後よ~」と女は言い残し、武は店を後にする。

自宅に帰るが鍵を忘れてしまい家の中に入れず、夜中にインタフォンを押すと家族に迷惑が掛かると思い、リビングの方に回る。

たまたま聖子がリビングにいて、誰かと電話をしているのを武は聞いてしまう。

「離婚するにも子供がいるからね~私の人生はこんなはずじゃなかった~」

「一生掛けて償って貰うか、さっさとあの世に行って貰わないと割に合わないわ~」

聖子の本音を聞いてしまい武はショックを受け、居場所がない武は、父の老人ホームに転がり込む。

「オヤジは、お袋と一緒にいて幸せだったか?お袋を看取るまで、自分の人生に後悔した事はないか?」

武が父に囁きかけると、父は喋る事は出来ないが武の方をじっと見ている。

武は、家族のために今まで頑張って来たつもりだった~みんなが幸せなら、多少我慢するのは仕方がないと思っていた。

だがもう、そんなレールに敷かれた上は、歩けないと感じていた。

「俺は一生、人生を乗っ取られて、生きていかなきゃいけないのか?」

「オヤジ、俺は何のために生きているんだー!」武は父に訴えるが、紘一は眠ってしまう。

最後の希望

公園に行き、この先どうしたらいいのか、武は不安に襲われていた。

聖子の上から目線の命令~娘の冷たい視線~闇金からの取立て~不動産投資での失敗~会社での罵り~父の老人ホーム

様々な悩みを抱えて八方塞がり状態の中、武はついに謎の老女から貰った封筒を開けると….

夜が明けて朝になると、武は会社に向かう。

会社では朝礼の真っ最中で、社長の掛け声の元、社員一同が声を大にして営業トークを読み上げていた。

「あれ~何堂々と遅刻してんだよー!」

全社員が武を弄りだすと、武は突然暴れ始めて、会社の訓示やらをビリビリに破いていく。

「こんな会社、こっちから辞めてやるよー!バカにすんなよー!」

「おまえら、全員狂った社会の歯車だー!でも、俺は違う~」

どうしたんですか~と社員が止めにかかるが、キレた武を誰も止められない。


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「俺は決めたんだー本当の自由を手に入れてやるってなー!」

「何がカニクリームコロッケだ~カニなんか入ってねーじゃねーかよー!」武はブチキレて吐き捨てると、会社を出て行く。

謎の老女から貰った封筒の中には「完全失踪の手引き」という内容の本が入っていた。

家族の誰かが姿を消し、生死の分からない状態が7年間続いた場合「失踪宣告」の申し立てをする事が出来る。

そして「失踪宣告」が確定すれば、晴れてあなたは自由の身になれる。

幽霊の様に、一生全国を転々とするのもよし~新たな夢を掴んで、人生をやり直すのもよし~どう生きようとあなた次第です。

失踪とは、煩わしい現実を脱ぎ捨て、人生をリセットする最後の希望です。

失踪は武に残された最後の希望だった~そこには自分の居場所がきっとあると、彼は信じていた。

そんな頃、高峰の部下が武の家族の事を調べ上げていた。

武の年収は250万位で、妻の聖子が約280万、二人の稼ぎは悪いが、父親名義の土地と建物を整理すれば、1500万にはなる。

「磯山武~こいつは掘り出し物かも知れね~な!」高峰は不敵に笑う。

一方、金沢行きの高速バスに武は乗り込むが、その姿を一人の女がじっと見つめていた。

【第1話 完】

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「全力失踪」第1話 の感想

原田泰造さんが切ない父親を熱演していて、とても面白かったです。まだ一段と演技が上手くなっていますね~

でも、ストーリーは余りにも切なくて深刻でした。

妻からも娘からも、相手にされず父親としての威厳もなく、さらに居場所もない~会社に行っても虐げられている、哀しい現実でした。

闇金からも借金し、こうなってしまうと現実から逃避したくなるのは分かるような気がします。

闇金の取り立て屋・高峰を演じる手塚さんの演技が余りにも溶け込んでいて、凄すぎます。

こうなってしまったのも、本人にも原因はあると思いますが、人は一人では生きていけません。

心の拠り所とか、癒しとか、ストレスを緩和する何かがないと生きていけないと思います。

主人公の磯山武は、まったくそれがないですよね~ストレス1000%って感じです。

最後、ついに封筒を開けて、そこに生きる力を見出しました。

「失踪」というすべてを投げ出して、新しい自分のスタートを切りました。

今後、磯山武がどうなっていくのか、注目です。

「全力失踪」第1話 あらすじ・ネタバレと感想を書いていきました。

ありがとうございました。

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