
『ウチの夫は仕事ができない』
主演:錦戸亮
日本テレビ系列 毎週土曜 よる10:00~10:54
姉のみどりの勝手な行動がエスカレートしていく。
そんな中、あるプレゼンの準備をしていく司だったが…
「ウチの夫は仕事ができない」第5話の
あらすじ・ネタバレと感想を書いていきます。
画像出典:http://www.ntv.co.jp
Contents
「ウチの夫は仕事ができない」第5話 あらすじ
失恋を理由に小林家への居候を始めたみどり(江口のりこ)の図々しい態度に、
司(錦戸亮)と沙也加(松岡茉優)はこのまま姉が居座るのではないかと嫌な予感がしていた。
一方、会社では、老舗文房具メーカーの万年筆を高齢者向けに展開するプロモーションが進む。
成功すれば今後の大きなビジネスに結びつくと張り切る土方(佐藤隆太)は、持ち前の決断力と行動力で大物演歌歌手のブッキングに奔走。
そんな中、司は新人の頃からなにかと世話になっている庶務課の恩田(羽田美智子)が、土方の別居中の妻だったと知り驚く。
小林家では勝手にスペアキーを私物化したみどりの傍若無人な行動がエスカレート!
家を乗っ取らんばかりの勢いに危機感を感じる沙也加と、夫婦水入らずの時間を守ろうとする司だったが、みどりのペースに飲まれてしまい…。
プレゼン資料用に万年筆を支持する生の声を集める司は、メールやPCの方が便利なので万年筆は使わないという、今時のお年寄りのリアルを知り呆然。
土方に伝えようとするが自信に溢れた大きな声に負けて意見出来ない。
そんな中、司は恩田から仕事人間の土方と別居するに至った意外な理由と、人前では強気なリーダー気質の土方の繊細な一面について聞く…。
仕事に家庭に、司は自分の意見を通すことが出来るのか?
公式サイトより
「ウチの夫は仕事ができない」第5話 あらすじ・ネタバレ
第4話はこちら↑姉の傍若無人
深夜に突然「キャーーーー!!」と悲鳴がして、司と沙也加が驚いて飛び起きる。
「今な~ちょうど5人目の美女が怪光線で蒸発したとこや~」
姉のみどりがB級映画のDVDを見ていて、その映画の叫び声だった。
「お姉さん、おうちに帰られなくていんですか?」
沙也加がそう聞くと、夫のケバブとはもう終わったからと言って、ワーワー泣き出す。
みどりの夫がケバブ料理屋を営んでいるので、彼女は夫の事をケバブと呼んでいる。
ちなみにケバブとは、肉・魚・野菜などをローストして調理する料理の総称。
ケバブと喧嘩して、古着屋でバイトしながら度々小林家に泊まりにくるみどりだったが、離婚寸前の状態で居候しようとしていた。
そんな中、勝手にスペアキーを持ち出して小林家に出入りするみどりに、沙也加は怒りを感じてくる。
作る料理は強烈にスパイスが効いたケバブ料理ばかりで、沙也加はその匂いを嗅ぐと、いつも嗚咽してつわりが酷くなる。
ある日、みどりがお気に入りのDVDを借りに行こうとレンタルショップにいくと、店の前で客の男とトラブル発生!
男がみどりの自転車を倒して、カレー弁当がその男のズボンに引っかかる。
「なんだよ~もう最悪じゃんかよー!」
その男は司の後輩・田所(藪宏太)だった。
「最悪なのはあんたや~謝ってよー!」
田所がふてくされた態度で謝るとみどりは怒りまくり、二人は店の前で睨み合う….
司がスペアキーの事をみどりに注意するが、レンタルショップでの怒りが収まらないみどりは~
「今の私は狂犬や~ゴチャゴチャ言わんといて~」まったく聞く耳を持とうとしない。
そんなみどりだが、またしても怒り狂う出来事に遭遇する。
お気に入りのB級映画が返却されたと、店から連絡を受けて急いで行くと、一歩の差で他の客に取られてしまう。
その男はまたしても田所で、二人は店のカウンターの前でガンの飛ばしあいをはじめる….
生の声
街のお年寄りから生の声を聞いて、それをプレゼン会場で流すため、司はその仕事を土方から与えられる。
万年筆愛に溢れた最高のコメントを取ってこいと言われたが、実際に街のお年寄りの声を聞くと、厳しいものがあった。
万年筆なんか使わないな~手が震えて字が書けない~なんかあったらメールだよ~
お年寄りは意外にも、パソコンやスマホを使いこなしてメールや文章を作っている事を知り、司は呆然となる。
その事をチームリーダーの土方に報告するが。
「でもな~スポンサーはお年寄りに万年筆を売りたいんだよ~こっちがどう思うと先方の意向なんだ」
いいコメントを取ってこい~と、逆に土方からプレッシャーをかけられる。
そうは分かっていても、いいコメントを取るのは中々上手くいかない。
お年寄りが集まる社交ダンスクラブに行って、意見を聞いて見ることにする。
昔は他になかったので、万年筆はよく使っていたが、今は使わないという意見ばかりだ。
「でも、昔は万年筆はいいモノだったんですよね~」
司が同意を促すと、そうね~とみんな口を揃えて言う。
「じゃ~万年筆はいいモノです~って言って下さい~」
仕方なく司はヤラセを勧めてしまい、その映像を取ってしまう。
ガックリして帰ろうとすると、ご老人に呼び止められる。
「これ、君が落としたんじゃないの~」
そのご老人は1万円札を見せて司に問いかけるが、僕のじゃありません~と司は正直に答える。
そんな司は、ダンスホールに戻り、1万円札を落とした人はいませんか?とご老人と一緒にみんなに声を掛ける。
落とした人が見つかって司は安堵し、ご老人は笑顔で司を見つめていた。
その帰り、公園で大学生の男性が万年筆を使っているのを見かけて、司は声をかける。
「スルスル書けて、けっこう流行っているんですよ~英語の授業なんかで使っています~」
若者の間で万年筆が流行っている事を、この時初めて知ることに。
社に戻りスマホの映像をパソコンに取り込んでいる所を、土方に見られてしまう。
「おまえさ~こんなコメントなら無いほうがましだー!プレゼンの映像は辞めて、紙資料に切り替えろ~」
土方はヤラセ映像を見て、そう言い捨てるのであった。
土方の過去
エレベーターで偶然に庶務課の恩田に会って、司は飲みに誘われる。
社内では仕事が出来て近寄りがたい雰囲気のある土方だが、ああ見えても内心は気が弱くすぐにお腹を壊すと、恩田から聞かされる。
「仕事をまっとうするのはいいが、そればかりだと、人の気持ちが見えなくなるよね~」
「あいつは、それが分かっていないのが弱点なのよ~」
おかしい事をおかしいと言ってくれる人間もいないし、部下はみんなイエスマン~それが土方にとっての不幸だと恩田は呟く。
こんないい人が土方リーダーの奥さんだとは思わなかったと、司はいうが。
「私はそうでもないのよ~」
恩田はそう言うとなぜ、土方と別居しているのかを語りだす。
当時、仕事ばっかりで、土方はろくに家に帰ってこなかった。
その淋しさを紛らわすために、恩田が浮気をしてしまったのが別居の原因だと聞かされて、司は唖然とする。
プレゼン
司は沙也加からも、最近では若い人が万年筆を使っている事を聞かされ、そのプレゼンの企画を考えはじめる。
大学のキャンパスに行って、学生から生の声を聞いて、若者の考えをプレゼン資料としてまとめていく。
司は、60歳以上の高齢者の企画書は事前に提出したが、若者をターゲットにした企画書を土方に見せてみる。
タイトルは
「今、若者に万年筆が支持されている」
土方はその企画書を見て、よく書けていると褒めてくれるが、今回のクライアントの意向には合わないと言い切る。
翌日、老舗文房具メーカー・コトブキ茜堂の100周年を記念するプレゼンテーションがはじまる。
司が資料を配っていると、上座に座る東会長から声をかけられる。
「君はたしか、この間の…」
以前ダンスホールで、1万円札を見せて司に声をかけてきたご老人は、クライアントのコトブキ茜堂の会長だったのだ。
そんな中、ブレゼンがはじまりイベントの目玉は大物演歌歌手のコンサートですと、プロジェクターを使って説明していく。
素晴らしいご提案をありがとう~と会長が言うと、君はどう思うと、司を指名する。
「えっ?はい?」
突然の会長からの指名に司はドキドキしてしまうが、君の考えを聞きたいと会長は告げる。
「正直物の君の意見が聞きたいんだ~ほら一万円札~~」
司はやっと、ダンスホールで会ったご老人の事を思い出す。
「偉くなると、誰もイエスしか言ってくれないんだよ~私だって分からないが、誰も教えてくれないからね~」
会長は、僕のじゃありません~と司が正直に言った事に惚れ込んでいたのだ。
正直物の彼だったら、本当の事を言ってくれるんじゃないか~会長は司に対してそんな想いがあった。
「私は、若者をターゲットにしたらどうかと思います」
みんなが注目する中、司は企画書に書いた事を説明しだす。
「最近、若者の間に万年筆が流行りはじめているらしいんです」
「消せるボールペンや、色が変わるペンなど、便利がモノが増えた今だからこそ~面倒でもインクを補充して使う万年筆が、彼らに取っては新鮮なんです。」
司はそう言うと、キャッチコピーを書いた紙を会長に見せる。
【末永くよろしくお願いします~何年も、何十年も、私と一緒に歩んでください】
それは、沙也加が中学生の時、はじめて万年筆を貰って、その気持ちを万年筆へのメッセージとして書いた手紙だった。
「大学の売店や図書館なので、本当に必要としてくれている人達がいる所で、イベントするのはどうでしょうか~」
少し地味だがそう言って司は会長に提案すると、土方もどうでしょうか~と会長にお伺いする。
「ここには、未来があります~」
こちらの方向で勧めて下さいと、会長は笑顔で告げる。
みどりの彼氏
その後、まさか司にプレゼンの企画をひっくり返されると思っていなかった土方だったが。
第一制作部の社員全員に、若者をターゲットにした万年筆のプロモーションプランを勧めていけと命令する。
「小林、徹底的にダメ押しするからな~泣くなよー!」
土方は口ではそう言うが、心の中では司の成長を喜んでいる感じだった。
一方、姉のみどりは彼氏が出来て同棲する事になったので、小林家を出ていった。
みどりは、夫のケバブとは破局して淋しかった。
その淋しさを埋めてくれたのは沙也加だと言い、本当にありがとう~そう言い残しみどりは去って行った。
だが、みどりの彼氏が、ガンの飛ばしあいをしていた田所だった事は、二人は知る由も無かった。
【第5話 完】
「ウチの夫は仕事ができない」第5話 感想
人生は、何処で何が起きるのかわかりません。まさか、ダンスホールのご老人が得意先の会長だったとはね~
ドラマも今日で5話を終わり、折り返しにきました。最初は仕事が出来ない司でしたが、ここ最近はいい仕事をしています。
今更ですが、やはり営業は人間関係が非常に大切だと思います。
ビジネス用語で、CS(カスタマーサービス)という言葉がありますが、机上理論だけではダメなんです。
如何にしてお客様を満足させるか?そこに、司のような想いが必要なのではないでしょうか。
このドラマを見ていて、OL時代に経験した事を思い出してしまいます。
次回はどんな物語なのか楽しみですね~\(^^)/
「ウチの夫は仕事ができない」第5話のあらすじ・ネタバレと感想を書いていきました。
ありがとうございました。
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