
【日曜劇場】
この夏、一番切ない愛の物語!!
『ごめん、愛してる』
主演:長瀬智也
共演:吉岡里帆
麗子は律のことを覚えていなかった。
屈辱に塗れる中、彼の復讐計画が始まろうとしていた……
「ごめん、愛してる」第2話 の
あらすじ・ネタバレと感想を書いていきます。
画像出典:http://www.tbs.co.jp
「ごめん、愛してる」第2話 あらすじ・ネタバレ
第1話はこちら↑【第2話 ストーリー】
復讐計画
母親である日向麗子(大竹しのぶ)に逢いにいった律(長瀬智也)だが、
汚いものでも見るように「出ていかないと警察を呼びますよ~」麗子はかつての息子にいい捨てる。
麗子が、息子のサトル(坂口健太郎)を溺愛し、裕福な暮らしをしている姿を目の当たりにした。
日本に向かう飛行機の中で母との再会シーンを思い浮かべていたが、麗子は自分の事を覚えていなかった。
こんなはずじゃなかったと、律は放心状態で家を出て行く。
どうにも納得出来ない律は、麗子の居場所を教えてくれたジャーナリストの加賀美(六角精児)に会いにいく。
日向麗子は若い頃、世界的に有名な指揮者・黒川龍臣と不倫をして妊娠した。
黒川は結婚する気はなく、麗子はお腹の子供を持て余す。このままだとピアニストのキャリアにも傷が付く。
お腹の子供が邪魔になった麗子は、世間に知れずにこっそりその子供・律を産んで捨てた。
律が韓国で野良犬のように暮らしていた頃、麗子は豪邸でサトルを可愛がり優雅な生活を送っていたのだ。
「捨てられたおまえとは、天と地の差だよな~」
加賀美から自分の生い立ちを聞いて、律は屈辱と悔しさが込み上げてくる。そんな律を見て加賀美は言い放す。
「復讐したいと思わないか?週刊誌に暴露記事が出た後、おまえが隠し子だと名乗りを上げるんだ~」
「そうすれば、あの女のプライドをズタズタに引き裂くことができるぞ~」加賀美はけしかける。
どうしたらいいのか思い悩む律だったが、そんな時、街中で若菜(池脇千鶴)がホットドックの屋台を出しているのを見かける。
若菜は律と同じ児童養護施設で育った幼なじみで、シングルマザーで一人息子の魚(大智)と一緒に暮らしている。
日本に身寄りのない律は、しばらく若菜のところにお世話になっていた。
「おまえ、こんなこともやってんのかよ~」律はそういって手伝うことにする。
若菜がチラシを配っていると男が寄ってきてお金を渡す~すると、二人は何処かに行ってしまう。
律は、若菜がいなくなったので探しに行くと、ビルの陰で彼女は服を脱ごうとしている。
「おまえ、なにしてるんだよ~」
彼女は2000円で自分の身体を売ろうとしていたので、律は男にお金を突き返して追い払う。
「もう二度とこんな事するなよ~ホットドッグを売っても、自分は売るな~」
律はそう若菜に言い聞かす。
膨れ出す憎悪
その後、律は、麗子の事が気になり世田谷の日向家に再び行ってしまう。
外から日向家を見ていると凜華(吉岡里帆)が出てきて、何しにきたの?と言われるが言葉に詰まってしまう。
「日本に帰ってきて母親とは会えたの?」と聞かれるが「母親なんかいね~よ!」律は吐き捨てるようにいう。
そんな折、凜華はなにかと日向家に姿を見せる律に、ソウルで助けてもらった恩を返そうと考えていた。
凜華は律に、サトルの運転手の仕事をしないかと紹介する。その後、律は履歴書を書いて麗子と面接することになる。
麗子の部屋の前で待たされると、サイドボードの上にあるパネルに目が止まる。
それは麗子の若い頃の写真で、彼女の指には律と同じ指輪がはめられていた。
その指輪は、律が児童養護施設に捨てられた時、お守りと一緒に置かれていたもの。
麗子が間違いなく自分の母親であることを律は確信する。
部屋に通されると、麗子が無愛想な表情でソファに座っていた。
凜華が事前に話をしていたのか、麗子は律を見ても怖がる事もなく向かい入れてくれる。
律が黙って履歴書を差し出すと、麗子はそれを見て毒づく。
「なに、この汚い字は!~あなた学校もろくに出ていないの?」
履歴書は子供が書いたような字で、しかもほとんど平仮名だった。
「話にならないわ~こんな履歴書持ってきて~あなたちょっと可笑しんじゃないの~」
「運転手は人の命を預かるのよ~!あなた見たいなチンピラにサトルの命を預けられない~」
俺がこうなったのはあんたのせいだと言いたかったが、律はクソババ~と吐き捨て、その場を後にする。
(何なんだあの女は~絶対に許せね~!!)
律は日向家を出ようとしながら、ジャーナリストの加賀美に電話し、決心がついたから好きなように書いてくれと伝える。
そんな時、家を出ようとすると凜華に呼び止められ、今日だけでいいからサトルの運転手をして欲しいと頼まれる。
その後、サトルと凜華を乗せて、律が運転する車はCM撮影の現場に来ていた。
サトルはCMを拒んでいたが、サトルが想いを寄せる古沢塔子(大西礼芳)とデュオでの出演という事で引き受けていた。
湖をバックにして二人が演奏するシーンが撮り終わり、食事休憩をしていた時だった。
近くでロケをしていた人気俳優が塔子の前に現れる。塔子に気があるその男は、彼女を口説き始める。
男が、塔子に無理やりキスするのを見たサトルは頭にきて、二人は揉み合っていく。
その時、塔子は争っている二人の気を引こうと、湖に飛び込んでいく。
サトルは塔子を助けるために、自分も冷たい湖に飛び込むが泳げなかった。しかも、心臓が弱いので、すぐに心臓の発作が起きて溺れ始める。
それを見ていた律は、すかさず飛び込んでサトルを助けにいく。塔子は泳げるのでなんて事はなかった。
サトルが病院に運ばれたと連絡を受けた麗子は、急いで現地に向かう。
発作も収まって元気な姿のサトルを見て麗子は安心するが、どうして律がここにいるのか激怒し、凜華を責め立てる。
「リュウ(律)さんに助けられたんだ~彼を運転手に雇ってあげて欲しい」サトルは麗子に告げる。
ピアニストだった麗子は30代の時にスランプに陥り、右手首をリストカットする。その後遺症で、今ではピアノをまともに弾くことが出来ない。
麗子にとってサトルは宝物で、愛情をすべてサトルに注いでいる。彼女にとってサトルは命なのだ。律はそんな話を凜華から聞かされる。
戸惑い
翌日、塔子がサトルのお見舞いにやってくる。
「昨日はびっくりしちゃったわ~泳げないのに湖に飛び込んじゃうなんて、マジでありえないわよね~」
塔子は、サトルの気持ちを踏みにじるような事を平気な顔していう。そんな無責任な塔子の発言に腹が立ち、凜華は告げる。
「サトルは心臓が弱いのに、あなたのために冷たい湖に飛び込んだんですよ~」
「あなたを助けようとして、心臓の発作が起きてしまったんです~」
塔子の事が大好きなサトルだが、塔子にとってサトルは大勢の友達の中の一人に過ぎない。
その事を知っていた凜華は、もうこれ以上サトルを振り回さないで下さいと塔子に告げる。
凜華が塔子を日向家から追い出そうとしていると、サトルがそれに気づいて彼女を家に招き入れてしまう。
そんな中、塔子とサトルがいる部屋にデザートを運ぼうとした時、、二人がキスしているのを凜華は見てしまう。
サトルを愛している凜華の想いは届かず、いたたまれなくなった凜華は家を飛び出してしまう。
一方、律は麗子のことで悩んでいた。凜華から麗子の過去を聞かされて、彼女への復讐に戸惑いが生じていた。
そんな時、ジャーナリストの加賀美が律の元へやってきて、自分が書いた原稿を律に見せる。
「激震スクープ~これが突然引退の真相!!天才ピアニスト・日向麗子には隠し子がいた!!」
加賀美はこれから出版社にいくというが、律は待ってくれという。
「世間に出る前に、あの女のことをもっと知りたいんだ~どんな暮らしをして、なぜ、子供を捨てたのか?」
今更、何甘いことを言ってるんだと加賀美は呆れるが、もう先方と約束してるんだという。
「待てって言ってんだろうが~~!!とっとと帰れよ~~!」
律は野犬のような鋭い目つきとなり、しつこく行こうとする加賀美を張り倒して怒鳴り散らす。
その後、麗子から話があるからと連絡が入り、律は呼び出される。
麗子は育ちの悪い律のことを嫌っていたが、サトルを助けてくれたことで気が変わっていた。
仕事柄、サトルも海外に行くので、身を呈してサトルのボディーガードをやって欲しいと麗子はいう。
律は、いつもポケットに入れている麗子からの指輪を出して見せようとするが、思い留まる。
街中をフラフラ歩いていると、何かを思いつめた暗い表情の凜華の姿を律は見かける。
「どうしたボケチン、何してんだ~?」その後、二人は屋台で飲んでいた。
サトルの事が好きでたまならい凜華は、ブツブツ言いながら律に絡んでくる。
「俺とおまえは似ているかも知れないな~」律はそう呟く。
律は、支払いを済ませようとポケットから紙幣を出すと、その時、指輪がテーブルに転げ落ちる。
「あーー何これ~女から貰ったものなの~!」凜華は持っていた紐に指輪を通して、律の首にかけてくれる。
酔って眠ってしまった凜華をおんぶして律は日向家に着くと、門に向かって用を足す。
その時だった。
凜華の父で、麗子のマネージャーでもある三田恒雄(中村梅雀)とバッタリ出くわす。
「こんなところで、何している?」
三田は麗子と打ち合わせするために、日向家を訪れて来たが、そこで思いもしないものを見て驚愕する。
それは、律が首から下げていた指輪だった。
赤ん坊の律の上にお守りと指輪を置いて、児童養護施設に捨てたのは三田だった。
「何でおまえがここにいるんだ~消え失せろ~!!」
吐き捨てる様に言い、当時の悪夢のような記憶が蘇り、三田は激しく動揺する。
【第2話 完】
「ごめん、愛してる」第2話 感想
律の復讐計画は、取り敢えず思いとどまりましたが、この先どうなるんでしょうね。
律の切ない気持ちもそうですが、凛華の通じない想いもやるせない感じです。
麗子を演じている大竹しのぶさんは、さすがに演技が上手いですね~
顔の表情とか、セリフ、身のこなし、どれひとつ取っても完璧ですね。
ドラマをビシッと引き締めてくれています。
最後シーンで、律を捨てたのは三田だということが明らかになりました。
でも、命令したのは麗子です。
次回の耳に律のことが入るのか、そしてどういう態度を示すのか?
次回は注目したいです。
「ごめん、愛してる」第2話のあらすじ・ネタバレと感想を書いていきました。
ありがとうございました。
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