「陸王」第1話 あらすじ・ネタバレ【前編】老舗足袋会社に立ちはだかる大きな壁!

陸王

日曜劇場
『陸王』第1話 あらすじ・ネタバレ【前編】

主演:役所 広司

毎週日曜日 9:00~9:54

老舗足袋会社の、感動の企業再生物語!

年々先細る足袋の需要に宮沢は頭を抱える。
そんな時、予期せぬ損失が発生し…..

「陸王」第1話 の
あらすじ・ネタバレを紹介します。
画像出典:http://www.tbs.co.jp

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「陸王」第1話 あらすじ・ネタバレ【前編】

老舗足袋会社「こはぜ屋」

埼玉県行田市にある老舗足袋製造会社「こはぜ屋」。

その四代目社長・宮沢紘一(役所広司)は、年々先細る足袋の需要から今日も資金繰りに頭を悩ませていた。

ある日、ミシンの1台が壊れて得意先への納期が間に合わなくなるトラブルが発生。

一つの足袋を制作して完成させるまでに、8つの工程がある。

中でも難しいのはつま先部分の工程で、「ドイツ式つま縫い八方ミシン」という100年以上前にドイツで製造された特殊なミシンが必要だった。

足袋はつま先をふっくらと立体的にする事により、履き心地が決まる。

しかし、現代の自動ミシンでは細かい調整が出来ず、足袋作りにはこのミシンが必要不可欠といえる。

だが、その製造元はとっくになくなっており、修理するには現存する同じ型のミシンから部品を使うしかない。

現在ではその台数も僅かで、部品を手に入れる事さえ厳しい状況だった。

先方は、2日後の朝までに納品しないとキャンセルすると通知してきた。

キャンセルされると300万以上の損失、尚且つ「こはぜ屋」の信用は失い、その噂が拡がれば会社存続の危機ともなる。

「こはぜ屋」の大番頭で専務及び経理担当の富島玄三(志賀廣太郎)は、係長の安田利充(内村遥)と激しく言い合う。

三重県にある倒産した菱屋ならあるかもしれないと連絡してみるが、債権者に差し押さえられた後だった。

万事休すか!!

「いや、そうとも限らないだろう~」

「あんな古いミシン、価値が分からないやつが見たら、ただのガラクタだー!」

社長の宮沢は藁にも縋るおもいで、安田を同行させて三重まで部品を探しに行く決断をする。

翌朝、三重県桑名市にある菱屋の工場に着いた。

工場の中に入り「縫製課つま縫い」と表示された扉を開けると….

中は空っぽだった!!

債権者が根こそぎ何もかも持っていった後で、そこには静かな空間だけが拡がっている。

どうあがいても間に合わず、会社で朗報を待っている富島に連絡するが、隣の部屋で光るモノが目に飛び込んでくる。

まさか!

堆高く積まれたゴミの山に「ドイツ式つま縫い八方ミシン」を見つけ出す。

「陸王」第1話
出典:http://www.tbs.co.jp

「あったぞー!」

「こんな所に捨てられて、可哀想にな~行田に連れてってやるからなー!」

都合3台のミシンを見つけ出し、二人は急いで会社に戻っていく。

行田市は、かつて足袋の町だった。

200軒の足袋製造業者がひしめく中、年間8400万足、日本で生産される足袋の8割を生産していた事もある。

しかし、時代とともに淘汰され、平成の今では生き残った業者は数社しかいない。

「こはぜ屋」も、ここで100年以上続く老舗足袋会社だ。

全盛期には売上高・350万、現在の貨幣価値で約70億、当時は従業員も200名以上いた。

今の従業員は20名足らずで、平均年齢は57歳、ミシンも古いが従業員も古い会社だ。

会社に戻った二人は、急いで壊れたミシンの部品交換を行う。

深夜0時の出荷便に間に合わせるため、従業員はフル活動して作業をしていくが….

だが、結局間に合わなかった。

救いの神は2度は微笑む事はせず「こはぜ屋」に試練を与えたのだ。

運命の出会い

その後、宮沢と富島はメインバンクである「埼玉中央銀行行田市店」に融資の相談にいく。

融資担当者の坂本太郎(風間俊介)は、企業の大小関係なく、人とのつながりを大切に考え「こはぜ屋」と共に歩んで来た銀行員だった。

融資金額は2000万、先日の納期が出来なかった件がかなりのダメージとなって影響している。

坂本は、何とか稟議に掛けて見るというが「こはぜ屋」の将来の事を案じて、新規事業を提案する。

「「こはぜ屋」の強みを生かして出来る事を、考えて見てはどうでしょうか?」

「ウチの強みはしぶとい事です~足袋一筋100年、それが「こはぜ屋」ですー!」

専務の富島は、胸を張ってそう言い切ると携帯で呼び出される。

「このままだと、近い将来融資出来なくなるかも知れません~新規事業を検討してください」

宮沢が坂本にそう言われていたとき、新たなトラブル【検針もれ】が発生する。

【検針】とは・・製品に折れた針が入っていないかチェックする作業

得意先は大徳デパートで、先方の連絡ミスで予定の納期よりも早く取りに来た事が原因だった。

商品を手渡したのは、宮沢の息子・大地(山崎賢人)で、宮沢は激怒して息子を毒付く。

300足の足袋が返品され、すべてを検針して再納品してくれればそれでいいと先方はいう。

大地は就職活動しながら「こはぜ屋」を手伝っているが、未だに内定の一つも貰っていない。

すぐさま、社長の宮沢は大徳デパートのバイヤーにお詫びにいく。

すると、足袋の売り場を縮小するので、今後は30%仕入れを減らすからと言い渡される。

「こはぜ屋」に取って、主要取引先である大徳デパートからの取引30%の削減は、先日の損失に追い打ちをかける大きなダメージだった。

時代に淘汰されていく足袋業界、このままだと近い将来必ず倒産すると、宮沢は感じていた。

100年以上続いている老舗足袋会社を、自分の代で潰すのか!

やり場のない怒りと不安に、押しつぶされそうになる宮沢だった。

そんな時、娘の茜(上白石萌音)から「シューズ、忘れないでね」とメールが入る。

スポーツショップに茜が注文したシューズを取りに行くと、そこでランニングシューズを手に取ってみる。

陸王
出典:http://www.tbs.co.jp

「軽い~まるで足袋だな~こんなモノが売れるのかー!」

茜が注文したのはアトランティス社の「RⅡ」という人気のランニングシューズ。

宮沢が手に取っていたのは「5フィンガーズ」でRⅡに続く人気商品だと、店員から説明を受ける。

(「こはぜ屋」ならではの強みが必ずあるはずです~新規事業を考えて見てください~)

坂本が言った言葉が脳裏を駆け巡る。

このランニングシューズとの出会いが、今後の「こはぜ屋」を大きく躍進させる原動力になっていくとは、この時はまだ知る由もなかった。

新規事業計画

宮沢は坂本に新規事業として、裸足感覚を追及したランニングシューズの提案をする。

地下足袋を、ランニング用に改良すればいけるかも知れない~

先日行ったスポーツショップでカタログを貰ってきたので、それを見せながら坂本に説明する。

「「こはぜ屋」さんの強みは、足袋を作り続ける培った技術力ですー!」

「それを持ってすれば、より軽く、よりフィット感のあるシューズが作れるかも知れません~」

坂本は目を輝かせて、ランニングシューズの提案を受け入れる。

しかし、勤続40年の大番頭・富島はいい顔をしない。

「たしかに、昔からマラソン足袋というものはありましたが、今は誰も履いてません~」

「マラソン足袋は、運動シューズに負けたんですよー!私は反対です~」

その後、宮沢の新規事業の案を坂本は持ち帰る。

「こはぜ屋」の新規事業計画をまとめて、その融資についての企画書を上司である大橋浩(馬場徹)に提出する。

「これ以上、ウチが「こはぜ屋」に出せる融資は1円もないー!」

融資課長の大橋は吐き捨てるように言う。

メインバンクとして支援する価値は十分にあると坂本は粘るが、もし失敗したらウチの損失だけではなく「こはぜ屋」の寿命も縮める事になる。

「おまえにその責任が取れるのか?余計な事はするなー!」

大橋は、全く耳を貸そうとしない。

その夜、大地は面接を終えて夜遅く帰ってくる。またしても面接はダメっぽい感じで、やけ酒で機嫌が悪い。

技術職希望のはずが、電気メーカーの営業職を受けていた。


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「採用してくれるなら、何処だっていんだよ~」

「今時、足袋作ってる会社で働くより、100倍ましだよー!」

大地は憎まれ口を叩くが、本当は「こはぜ屋」を継ぎたいのかも知れない。

宮沢の妻・美枝子(檀ふみ)はそう助言するが「継がせられるわけないだろ~」社長の宮沢紘一は悔しそうに呟く。

ランニングシューズ

その後、坂下からスポーツ用品店の店主でランニングインストラクターの資格を持つ有村融(光石研)を紹介される。

有村はランニングシューズについて、宮沢と坂下に説明する。


出典:http://www.tbs.co.jp

ここ数年ランニングブームだが、それに伴って足を怪我する人が増加している。

その理由はソール(靴底)にある。

今流行りのシューズは踵のソールが厚く、踵から着地する「ヒール着地」という走法だが、膝を痛めやすい。

一方、足の中央付近に着地する「ミッドフット着地」という走法は、足への衝撃が吸収されてエネルギーのロスも減る。

「実は、これこそが人間本来の走り方なんです~」

20万年前、人間の祖先である「ホモサピエンス」が誕生しました。

時期を同じくして、他に2つの種族も生存していましたが滅んでしまい「ホモサピエンス」だけが生き残りました。

「なぜだと思いますか?走りに関係しているんです~」

他の2つの種族は短距離しか走る事が出来なかったが、一方「ホモサピエンス」は長距離を走る事が出来たんです。

それによって長い時間狩りが続けられ、獲物を追い詰める事が出来て生き残ったんです。

「その走法こそが「ミッドフット着地」と言われています~」

走りの歴史が、人類そのものの歴史と言えるかも知れません。

安全で効率的な「ミッドフット着地」走法は、底の薄い靴を履くことで習得できます。

「たとえば、足袋とかですね~今の所、そこまで薄いソールのランニングシューズはありません」

もし、そんなマラソン足袋が完成すれば、人類本来の走りを可能にすると思います。

宮沢は、有村の話を聞いてとてつもない衝撃を受ける。

有村は今度の日曜日に行われる、愛知県豊橋市で行われる国際マラソン選手権を見に行こうと宮沢を誘う。

【後半は~下から2ページヘ】

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