「陸王」第1話 あらすじ・ネタバレ【後編】窮地に追い込まれた社長が取った決断とは!

陸王

日曜劇場
『陸王』第1話 あらすじ・ネタバレ【後編】

主演:役所 広司

毎週日曜日 9:00~9:54

老舗足袋会社の、感動の企業再生物語!

試作品第二号が完成した。
問題は実績がないので、どうするかだった….

「陸王」第1話 の
あらすじ・ネタバレを紹介します。
画像出典:http://www.tbs.co.jp

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「陸王」第1話 あらすじ・ネタバレ【後編】

試作品第二号

「こはぜ屋」に出入りしている椋鳩運輸のセールスドライバー・江幡晃平(天野義久)は、高校時代に名を馳せた長距離走者。

今回の試作品第一号を履いてもらい、彼の感想を聞いて見る。

「掴みはいんだけど、足への衝撃がダイレクトすぎる気がする~」

ソールが薄いのでそうなってしまうが、厚くすると今度は重くなってしまい裸足感覚とは言えなくなる。

指と指の股の触れや、踵が少し詰まりすぎているのも気になる。

でも、足を入れた時のフィット感は素晴らしいものがあると、江幡はベタ褒めする。

取り敢えず問題点が分かったので、デザインから作り直しとなる。

それから連日、通常業務が終了した後、マラソン足袋の開発が続けられる。

最年長者のベテラン・西井冨久子(正司照枝)とあけみがデザインを担当し、

そのデザインを元に、仲下美咲(吉谷彩子)と水原米子(春やすこ)が縫製を行う。

それは連日夜遅くまで行われ、他の行員達にも負担が増加していく。

ソール部分を担当している係長の安田と社長の宮沢は、ソールの厚さを決めるのに苦戦していた。

江幡の知り合いの元陸上選手達に試作品を履いてもらい、細かい意見をまとめていく。

試行錯誤を繰り返し、一つの壁をクリアしては、また新たな壁にぶつかっていく。

やがて、失敗した試作品は200足を超え、2ヶ月の時が過ぎた。

試作品第二号を、スポーツ用品店の店主でランニングインストラクターの資格を持つ有村にテストして貰うと。

「中々いいですよ~自然と「ミッドフット着地」になっていきます~」

さすが足袋屋さんの職人技で、ソールの縫い付けが良くできていますね。

デザインもいいし、若い人がファッションとして履いても可笑しくないです。

有村が絶賛するので、宮沢と安田、坂本は嬉しくなり、みんなの苦労が報われたと思われたが….

「じゃ~ランニングシューズとしてすぐにでも売れますよね?」

いや、それは….有村の顔が急に曇り出す。

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出典:http://www.tbs.co.jp

「ソールの厚さは絶妙なバランスだが、でも、耐久性はどうだろう!」

一般的なシューズの耐久性は、レース用で400Km、トレーニング用で700Kmと言われている。

「このソールだと、300も持たないと思いますよ~」

「ソールはシューズの命です、これをランニングシューズとして売るのは厳しいですね!」

喜んだのも束の間、3人は奈落の底に突き落とされ、現実は甘くなかった。

だが、矯正用ならいけるかも知れないと、有村は手を差し伸べる。

矯正用とは、走りに問題があって故障したり、怪我の経験のある選手に、

「ミッドフット着地」走法を習得させるために、矯正用シューズとして売り出すんです。

需要はどれくらいあるのか一概には分からないが、矯正用シューズが売れて成長した会社もあります。

ただ「こはぜ屋」には実績がなかった。

安田はしょうがないだろうと激怒するが、実績がなかったら作ればいんですよと、有村はあっさりいう。

ある程度名前の知れているランナーで、怪我に苦しんでいたり、フォームを改良しようとしている選手に、シューズを履いて貰うんです。

その選手が結果を出せば、それが実績になります。

そんな都合のいい選手がいるとは思えないな~安田は毒付くが。

「どうしても、履いて貰いたい選手が一人いるんです~」

宮沢は、奈落の底から僅かに差し込む光を見つけ出した。

アトランティスの営業担当

その後、宮沢はダイワ食品の茂木に会いにいくが本人には会えず、陸上競技部の監督・城戸明宏(音尾琢真)と面会する。

「その後、茂木選手はどうですか?」

別に問題はありませんと、城戸はそっけない態度だ。

怪我のしにくいシューズを作ったので使って欲しいと言うが、もう決まっているからと城戸は冷たく突き放す。

練習用でもいいので、一度使ってくださいとお願いするが、実績がないから信用出来ないと言われる。

ですから、それはこれから….

「茂木を実験台にするつもりなのか!?」

城戸は怒り出して宮沢を睨み付けるが、今打ち合わせ中だからとその場から立ち去ろうとする。

宮沢は穏便にシューズの入った紙袋を渡して深く頭を下げる。

ちょうどその時だった。

ダイワ食品のスポンサーであるアトランティスの営業担当・佐山淳司(小籔千豊)と、シューズ調整のプロであるシューフィッター・村野尊彦(市川右團次)が来ていた。

城戸は、宮沢が持ってきた試作品第ニ号を佐山に見せる。

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出典:http://www.tbs.co.jp

「なんやこれ~ただの地下足袋に毛が生えただけやなー!」

「まさか、こんなの相手にするつもりはないですよね?」

アトランティスのサポート選手がいる事は、チームの評価もあがるので、相手にするわけないと城戸は言い切る。

しかし、カリスマシューフィッターの村野は「こはぜ屋」の試作品を手に取り興味を示している。

「こんな、訳のわからん足袋屋に取って変わられたら、ウチのメンツは丸つぶれですからね~」

佐山はそう言って、試作品の入った紙袋をゴミ箱に投げ捨てる。

茂木の状態は思わしくないと城戸は報告する。

走り方に問題があるので、今のまま走り続けるといつまた再発するか分からない。

本人の選手生命に関わるので、フォームを変える調整を村野と共にこれからしていくという。

勿論、ランニングシューズも変えなければならない。

佐山はアトランティスの日本支店に戻り、その事を上司の営業部長・小原賢治(ピエール瀧)に報告する。

佐山は上司の小原に胡麻をする事だけを考えている、従順な部下。

その小原は、部下に汚れ役を押し付けるなど、悪代官の代表のような男だ。

ランニングシューズの「RⅡ」は人気は出ているが、世界の売上にはまだまだ足りない。

サポートしている選手には、もっと宣伝してもらわなければ困る。

市場に出回っている「RⅡ」は一万そこそこの金額だが、彼らが履くレース用「RⅡ」には、多額の投資がされている。

「そうやって作り上げたシューズを、おまえは一から変えろというのか?」

小原は佐山を睨み付けるが、佐山は私ではなく村野がそう言ってますと予防線を張る。

茂木は走法を変えて、果たして今までのような成績が残せるのだろうか?

利益至上主義の小原は、利用価値のなくなった選手はドライに切り捨てていくことは目に見えていた。

会社の存続

その後、ダイワ食品からは何の連絡もなかった。

このままだと、今まで費やしてきた試作品の開発は、すべて損失になる。

宮沢が専務の富島にいつもの様に嫌味を言われていると、あけみが問題を打ち明けにくる。

みんな通常業務終了後に、無償で夜遅くまで仕事をしている。

家事や他の仕事があるものはそれを犠牲にし、いつまでこんな状態が続くのか不安になっている。

「せめて、残業代を出してくれれば、多少は融通が利くと思うのよ~」

「当然の事だと思うが、とてもじゃないが、今ウチにそんな余裕はない~」

経理担当でもある富島がハッキリ告げる。

「分かったわ、なんとか交代しながらやってみるわ~」

あけみもリーダーとして苦しい立場だ。

「銀行の追加融資が決まったら、みんなに手当を払うから~」

まだ決まってもいないのに、その場しのぎの余計な事を宮沢は口走る。

翌日、宮沢は一人で「埼玉中央銀行行田市店」に追加融資の件で相談にいく

支店長の家長と融資課長の大橋が応対するが、肝心の坂本は出張中でいなかった。

実績がないから追加融資は出来ませんと断わられる。

「新規事業なんだから実績がないのは、当たり前ですよ~」

「その代わり、ウチには100年続いた足袋作りの技術があります~」

宮沢はなるべく穏やかな表情でいうが。

坂本がどういったか知りませんが、完成までには、膨大な時間と資金を費やす事は目に見えている~

「その結果、上手くいきませんでしたでは済まないですよ~」

家長はメインバンクにもかかわらず、冷たく言い放す。

「試作品はもう出来ているんですよ~」

「ウチの縫製技術が随所に生かされているんです~それを見てから判断してもらえませんか~」

宮沢は泣きそうになり必死にこらえて説得するが、その必要はありませんと言い切られる。

さらに「こはぜ屋」の100年の歴史を支えてきたのは技術ではなく、我々銀行だと大橋がダメを押す。

「でなければ、需要が激減している足袋屋など、とっくに潰れてますよー!」

更に更に、追加融資は勿論無理で、通常融資でさえもこのままだと難しいと言い出す。

「じゃ~どうすりゃいんですかー!」

宮沢は泣き笑いのような顔で言い放す。

「御社の業績を立て直す、再建案を示してください」

「たとえば、人員整理とかどうですか?」家長は涼しい顔で言い放す。

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「ウチは、たった20人の会社ですよ~そこからリストラしろって言うんですかー!」

宮沢は堪えきれずに涙を浮かべて、怒鳴り出す。

「何を甘い事いってるんですか~二人くらいならどうにかなるでしょー!」

二人で月60万として、賞与も含めると年間で1000万近く経費を削減できます。

いつ、利益を生むか分からないランニングシューズ作りよりも、遥かに現実的な提案です。

出来もしない夢を語って、社員たちを振り回すのは自分勝手です。

「あなたのやっている事は、ただのひとりよがりですー!」

厳しい現実を突きつけられ、宮沢は返す言葉が出なかった。

会社に戻った宮沢は富島に相談するが…..

「銀行としてはまっとうな判断です」

「リストラが「こはぜ屋」を存続させる唯一の方法なんですよ」

富島も銀行と同じ事を言い出し、宮沢は嫌気が差してくる。

「本気でいってるのかー!」

宮沢は激怒して怒鳴るが、その時は真っ先に自分を切ってくださいと、哀しそうな目で富島は告げる。

シューズの開発に成功すれば、誰もリストラなんかしなくて済むと宮沢は安易にいう。

だが、追加融資もなく、残業代すら払えず、社員達にも負担を掛けている。

地道に足袋作りを続けていく安全策なら、たとえリストラしたとしても、10年、20年と会社は存続するかも知れない。

社長の宮沢は、今まさに大きな選択を迫られていた。

その時、ふと部屋の外を見ると、従業員の美咲が呆然と立ち尽くしていた。

話は全部聞かれたかも知れない~美咲は引きつった顔で逃げていく。

そんな頃、「埼玉中央銀行行田市店」の支店長室に坂本の姿があった。

「どうか、再検討をお願いします~」

坂本は土下座して支店長にお願いするが、近々君には転勤の内示が出るからと告げられる。

【後半は~下から2ページヘ】

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