「陸王」第1話 あらすじ・ネタバレ【後編】窮地に追い込まれた社長が取った決断とは!

不信感

その後、予期していた通りの事が起こる。

美咲が盗み聞きした話を、従業員全員にベラベラ喋りまくっていた。

「マラソン足袋を作るために、みんな毎日頑張って来たのに、その見返りがリストラとはどういう事よ~」

従業員の前で、宮沢社長、富島専務、安田係長の3人は、つるしあげられていた。

リーダーのあけみは何かの間違いだよとみんなにいうが、宮沢が真実を話す。

「陸王」第1話
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「銀行の融資の条件として、リストラの話が出ている事は事実だ。」

だけど、そんな真似はしたくないと宮沢はみんなに告げる。

信用出来ないわ~私は辞めないよ~私も~従業員はそれぞれ口に出してまた騒ぎだす。

「済まないー!俺が不甲斐ないばかりにこんな事になって~」

リストラをしないでこの窮地を乗り切る事を考えるからと、宮沢はその場しのぎの言い訳を口にしてしまう。

取り敢えず従業員の騒ぎは収まり、みんな仕事に戻っていく。

「あのような事を軽々しく口に出して、大丈夫なんですか?」

「しょうがないだろ~融資を貰うために、誰かの首を切らしてくれなんて言えるかよ~」

宮沢はまた怒り狂うが、場合によってはその覚悟も必要ではないかと、富島はあくまでも冷静だ。

そんな時、有村から電話が来ていい知らせが入る。

有村の知り合いの体育教師の学校で、今度体育シューズを見直す事になり、先方は「こはぜ屋」のシューズに興味を持っている。

受注が決まれば、1800人分の注文が見込める。

「これで、当面の開発費は補填出来るよ~」

まだ決まった訳ではないのに、坂本もやって来てみんなして浮き上がるが、富島は冷静だった。

なぜなら、もう1社とのコンペになるからだ。

坂本は追加融資の件で尽力出来ずにお詫びに来たのだが、坂本が有村を紹介してくれたので、今回の話も舞い込んだ。

「坂本さんのお陰ですよ~」

宮沢は舞い上がってしまい、追加融資の時の屈辱などはすっ飛んでいた。

実績が出来れば銀行も融資を認めてくれるかも知れないと、他の社員も楽観的だった。

その夜、宮沢は夜一人でミシンを掛けていた。

たまに無性に足袋を作りたくなると、こうして一人でミシンを掛けるのだ。

コンペに落ちれば、誰かの首を切らなければならない。以前、先代のオヤジが今と同じ状況になり、リストラをした。

あの時はオヤジを軽蔑したが、一番辛かったのはオヤジだったのだ。今自分が同じ立場に身を置き、その事が痛いほど分かる。

そんな想いは絶対にしたくない~宮沢は黙々とミシンを掛けていく。

コンペの結果

陸王
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そんな中、コンペに参加したので、その学校の体育館で生徒の親御さんや先生達の前でプレゼンが行われる。

「こはぜ屋」への想いやシューズの想いを熱く語り、宮沢は心に訴える素晴らしいプレゼンを披露する。

だが、もう1社のコンペの相手は「アトランティス社」で、宮沢は廊下で佐山とすれ違う。

その夜、宮沢は主要スタッフと共に、居酒屋でコンペの結果連絡を待っていた。

「たぶん、負けますよ~相手は業界最大手の「アトランティス社」です。」

利益度外視の低価格で来られたら、太刀打ち出来ませんよ~富島は冷静にみんなに告げる。

電話が鳴り、待ってましたとばかりに飛びつく。

「えっ~見送りですか!」

みんなは途端に暗くなる。理由は何かというと、実績がないからだった。

「アトランティス社」が提示してきた価格は「こはぜ屋」の倍以上高い金額を提示していた。

完全な完敗で、2度目の奈落の底に突き落とされ、もう這い上がるすべはないのか?

「当然の結果ですよ~想いだけでコンペを勝ち抜けられるなら、誰も苦労しませんよ~」

富島はこのタイミングで余計な事を言ってしまい、あけみが切れる。

「そうだとしても、このタイミングで普通言わないでしょ~このクソジジイー!」

「うるさいんだよ~このクソババアーー!」

坂本を待っていたが、彼は一向に現れない。

「あれ~聞いてないの?彼、転勤するんだよ~」

椋鳩運輸のセールスドライバー・江幡がなぜか知っていた。

宮沢は坂本に電話しコンペの結果を報告する。

彼が転勤の事を話さなかったのは、みんなのやる気に水を差したくなかったからだ。

「こんな大事な時なのに申し訳ありません~」彼は電話口で泣きながらお詫びする。

今夜はまだ残務整理しているので、明日正式に引き継ぎを兼ねて御挨拶に伺います。

その時に「こはぜ屋」さんが今後どうするのか、正式な回答を頂きたいと支店長が申しています。

リストラして融資を受けるのか?それとも、マラソン足袋の開発を続けるのか?

宮沢は、「こはぜ屋」の社長として最大の岐路に立たされる。

受け継がれた想い

翌朝、運命の日がやって来る。

ある情報を持って、あけみが朝早く宮沢の元を訪れる。

あけみの知り合いに「埼玉中央銀行行田市店」の行員がいて、その人から話を聞いていた。

坂本の転勤は「こはぜ屋」が原因だと知り、宮沢はショックを受ける。

「こはぜ屋」の融資の件で支店長とやり合ったのが原因だった。

前橋支店の転勤は、あの銀行内では「島流し」と言われている。

そんな中、坂本とその後を引き継ぐ融資課長の大橋が「こはぜ屋」にやって来る。

社長の宮沢と専務の富島が応対する。

まず、融資課長の大橋がリスクの高い新規事業を勧めた事をお詫びし、部下の坂本にもお詫びさせる。


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「坂本、何をしているんだ~さっさと謝れー!」

大橋の罵声が飛ぶ。

坂本は涙を浮かべて、申し訳ありませんでしたと二人に頭を下げる。

「先日ご提案した件は、ご検討頂けましたか?」

宮沢が返答を迷っていると、

「まだ悩んでいるようでしたら、無理して返答する必要はないです」坂本はそう告げるが。

「おまえは黙ってろ~今は私が担当だー!」大橋が大声で一喝する。

「宮沢社長、ほんの数人リストラすれば、低迷している業績に明るさが見えてくるんです」

それでしばらく融資も約束出来る~支店長もそう言っているのに、何を悩んでいるんだと、大橋は突っ込んでくる。

「ほんとにそうでしょうか~しばらくとは、5年ですか、10年ですか?」

その時また会社が傾いたら、リストラして延命を措置をする~

「それがほんとに、会社のためになるんですか?」宮沢は慎重に言葉を選んでいく。

「こはぜ屋」の平均年齢は57歳。

「ならば、少しでも早くリストラしたほうが効率的でしょう~」大橋は人の痛みなどは完全に無視する。

たしかにウチは年寄りばっかです~でも、残された時間の中で、何か次に繋がる事をはじめなければならない~

「私は、マラソン足袋の開発を続けますー!」

「えっー!宮沢社長、こんな坂本の言うことを間に受けて、会社を潰す気ですかー!」

私は会社が傾いている事が分かっていても、言い訳をして何一つやろうとしなかった。

「でも、坂本さんは、それじゃダメだと気づかせてくれたんですー」

彼はマラソン足袋のアイデアをビジネスとして考え、力を貸してくれました~

「私は、坂本さんを同志だと思っていますー」

「その同志を、バカにするのは辞めて頂きたいーー!!」宮沢は大声で怒鳴りまくる。

大地や従業員もこの光景を見守っていた。

足袋屋の作ったシューズなんて、誰も相手にしないのかも知れない~100年続く老舗の暖簾を守る事の方が大事かも知れない~

「でも、ウチが100年かけてやって来た事は、それだけじゃないんです~」

宮沢はそう言うと、40年以上前に先代が作った「失敗作のマラソン足袋」を見せる。

これを見て、同じ間違いを繰り返すなと言う人もいるでしょ~でも、私はそうは思わない。

陸王
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「これは、タスキですー!」

先代も先々代も、足袋作りの伝統を守りながら、常に新しい事に挑戦しようとしていたんだと思います。

「結果として上手くいかなくても、その魂はこうして受け継がれています」その想いを実現する事が出来るかも知れない。

「これは「こはぜ屋」の歴史を支えてきた、社員達のタスキなんです~」だから簡単にリタイアする訳にはいかないんです。

「社員たち一人一人が、このタスキを繋ぐランナーなんですー!」誰か一人欠けても、ゴールする事は出来ないんです。

「このマラソン足袋の開発は「こはぜ屋」にとっての悲願なんですー!」

宮沢は熱く語るが、大橋は抵抗する。

「それはあなた一人のワガママでしょー!」

「社長の一存だけで会社にリスクを負わせたら、社員のみなさんが可哀想だー!」

大橋はそう言うが、従業員は誰ひとりとして賛同しない。

そんな中、従業員全員は宮沢社長の想いに触れて涙し、マラソン足袋の開発に取り組んでいく。

宮沢はそんなみんなを見て、涙が止まらない。

「大橋さん、あなた、一度でもウチの足袋を履いた事がありますか?」

坂本は新製品が作られる度に、必ず履いて意見を述べていた。

「ウチの足袋を履いた事もないあなたに、ウチの何が分かるんですか?」

「あなたが見ているのは、自分の出世のための目先の利益~支店長の顔色だー!」

あなた見たいな人に、ウチの未来をどうこう言えるんですか?帰ったら、支店長にそうお伝え下さい~

大橋は「よろしんですね?」そう言い残すと、悔しそうに帰っていく。

陸王
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「みんなありがとうー!」

宮沢は従業員全員の前でお礼をいい、試作品二号は【陸王】と名付けられた。

そんな頃、ゴミ箱に捨てられたと思われた試作品二号は、誰かに拾い上げられて茂木に手渡された。

宮沢は坂本に丁寧にお礼をいうと、坂本は最後に顧客の整理をしていて偶然見つけたある物を手渡す。

それは「シルクレイ」というスポンジ見たいなモノだった。飯山晴之(寺尾聰)という人間が特許を保持していた。

後に、この素材が【陸王】の完成に欠かせない素材となってくるのであった。

【第1話完】

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「陸王」第1話 の感想【後編】

第1話は2時間スペシャルだったので、2記事に分けました。

なんか、2記事で文字数が膨大に膨れ上がってしまいました。15000文字も行ってしまいました。

1話でこれだけ多くなったのは、今まで最高です。どうしよう多すぎたわw

読む人も大変かもしれないΣ(゚д゚;)

まあ~いいかな~

1話を全部見ましたが、とにかくまた涙、涙でもう感動の連続で素晴らしかったです。

銀行でのシーンや、最後のシーンなどは見ごたえ十分で、あらすじ書いてても泣けましたね~

役所広司さんの演技は、やっぱ凄いですね。魅了とかそんなレベルを超えた演技だと思います。

最後に陸王という命名もされましたし、これからがどうなるのか楽しみです。

「陸王」第1話 あらすじ・ネタバレ【後編】を書いていきました。

ありがとうございました。

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